日本体育大学荏原高等学校スキー部は戸狩温泉スキー場にて、2月3日から2月10日まで、第70回全国高等学校スキー大会に出場してきました。関東大会、国民体育大会が中止になり、開催が危ぶまれましたがスキー場の皆様や、大会組織委員会の皆様、ご協力いただいた様々な方々のご協力で開催することができました。全国大会は出場する生徒にとって1番目標としていた大会です。同年代のトップ選手達と戦える貴重な機会を頂けたことに感謝いたします。
快晴と大雪を繰り返す忙しい天候でしたが、怪我もなく無事終了いたしました。2年1人、1年2人の計3名が参加し、全員高校生活初の全国大会です。中学までとは全体のスピード感も身体つきも違い普段よりも少し緊張しているように見えました。東京都ではトップレベルの選手でしたが、全国では勝負ができず、納得いく結果にはなりませんでした。顧問も部員も、より一層のトレーニングが必要だと感じました。
今後、東京都、関東ではなく、全国で戦える選手を育てていきます。ご声援の程よろしくお願いいたします。
さて、肝心の結果ですが、以下の通りです。ご確認ください。

 

結果
一ノ瀬迅
 GS:DNF
 SL:DNF
脇谷柊司
 GS:64位
 SL:48位
猪本浩香
 GS:52位
 SL:DNF

<<その他の大会結果はこちら>>

※撮影時だけマスクを外しております。

【参加者感想】
今回のインターハイを通して、自分の実力の無さを痛感しました。自分が今、全国でまだまだだと言うことがわかり、全国の壁は分厚いと感じました。しかし、それと同時にこんなにも強い選手たちと闘えた事にワクワクしました。これからの1年間さらにトレーニングして、来年岩手でリベンジしたいと心から思いました。そして今回大会を開催してくださった飯山市、飯山高校スキー部、地元の方々の運営に心から感謝しています。また引率してくださった福島先生、村山先生、応援してくださった担任の先生方そしてスキーをさせてくれている、両親のサポートがあるからこそスキーができることを忘れずに感謝し、これからの1年間精進していきます。

【参加者感想】
まず、国体やインカレなど沢山の大会がコロナによって中止になっている中で、大会開催に協力してくださった全国の高校の先生、大会運営の皆様、宿の方々に深く感謝したいと思います。今回、高校生として初めての全国大会でした。自分の目標は40位以内に入り、高校選抜出場を決めることでした。しかし、結果はGS64位、SL48位でした。この大会で、全国の上位との差がとても大きいということを改めて実感しました。また、今回は左片斜にかなり苦しめられた試合でした。あまり左の片斜を練習していなかった事が、結果に繋がらなかった1つの要因だと思います。今後は様々な斜面、雪質を練習で経験して、大会で対応出来るようにしていきたいです。まだ1年生だからという言い訳は使えません。しかし、1年生からこのような経験が出来た事はとても良かったと思うので、これを活かして来年に繋げていきたいです。

【参加者感想】
まずは今回、コロナ禍の中、大会を無事終えられたことに大会関係者をはじめ、先生方に感謝を申し上げます。このような大変なご時世で私たちのために動いてくださったこと、環境を作ってくださったことに改めて感謝の気持ちを持ちました。先生方はその感謝を行動にあらわすことが大切だと教えてくださいました。私がインターハイという場に立つために周りの方々がしてくださったサポートと応援を考えると自分も何か恩返しをしたい、という気持ちが自然と出てくるようになりました。そこが今回の合宿での一番の成長だと感じています。技術面では2種目とも納得のいく結果にはなりませんでした。斜面、雪質などの環境が変わるだけで、自分の滑りができなくなってしまったことに未熟さを感じました。今後は様々な環境でのスキーを経験し、その場その時に合わせた何通りもの滑りを身につけられるようトレーニングしていきます。