日本体育大学荏原高等学校スキー部は飛騨ほおのき平スキー場(岐阜県)で開催された、第67回全国高等学校スキー大会(平成30年2月1日から8日)に男子3名{秋本健太(3年・3回目)、一ノ瀬丞(3年・3回目)、山口礼雅(2年・2回目)}が入賞を目指し出場してきました。 大回転、回転ともに緩斜面であるもの、非常に固く凍った斜面にテクニカルな旗門がセットされました。大回転では一ノ瀬が20位と目標の順位には届かなかったものの、持てる力を出し関東勢ではトップの成績を残すことができました。秋本はGSはDFとなってしまいましたが、回転で46位に入りました。大会前の練習中に転倒し膝に痛みを抱えた中、難しいコースを見事攻略しました。山口は回転・大回転ともに本来の持ち味である、積極的な滑りが出せず、満足いく結果を残すことはできませんでしたが、この悔しさを糧に一回りもふた回りも強くなって戻ってくることを決意していました。 入賞は逃し非常に悔しい気持ちになりましたが、北海道や東北、長野県といった強豪校と戦える力を持っており、次回の全国大会が期待できる内容でした。これも今まで多くの方にご支援・ご協力をいただき支えてもらってきたからこそだと感じております。結果で恩返しできるようまた1年間全力を尽くして参ります。

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【参加者感想】
今回で、最後のインターハイが終わりました。結果は、自分の目標としていた順位に届く事が出来ませんでした。やはり、どのようなバーンや斜度、セットにも対応しないと目標としている順位には届きません。去年のインターハイから1年間、陸上トレーニングや雪上トレーニングで確実に技術レベルやメンタル面は一段と強くなったと思います。また、ここから1年間自分自身を磨き、1つ上の舞台で良い結果を出せるようにしていきます。最後に、東京都代表で全国の舞台で戦いたいと言う、私の目標を叶えてくださった福島先生を始め、両親やコーチに感謝しています。しっかりと結果で恩返し出来るように、目標を見失わずにこれからも精進していきます。応援ありがとうございました。

【参加者感想】
3年目のインターハイでしたが納得のいく結果を出すことはできませんでした。GSは、特に今シーズン調子が良く自信もありました。しかし、1本目で内倒してしまいゴールすらすることができませんでした。本当に悔しかったです。ただ、中間タイムや転倒するまでの滑りはとても良かったと思います。インターハイという舞台で自分の滑りを出せたことは結果には繋がらなかったですが今後の競技人生に繋がると思います。SLは、1本目 2本目ともにミスがありタイムを出すことができませんでした。しかし、2本目は途中棄権の選手が多くいました。その中でも体が動き自分の滑りをだし、ゴールすることができていました。3年間で1番良い順位で終わることができました。支えてくださった多くの方々に恩返しをしたかったですができませんでした。この悔しさを国体でぶつけてリベンジをしたいと思います。また、支えてくださった方々に感謝していきます。

【参加者感想】
インターハイを終えて。今回のインターハイは得るものがありました。1年生の時もインターハイに出場しましたが、その時は完全に周りに飲み込まれ何も出来ずに終わってしまいました。なので、今回はやってやろうという気持ちでのぞみました。ですが今回も自分の力を発揮できず、結果を残せないまま終わってしまいました。結果を残すことができなかった代わりに自分の弱点を知りました。それは、自分に自信を持っていないこと、いつも通りでないこと、攻めの姿勢が足りないことです。この弱点が無くなれば自分は確実に上を取れると思っています。なので、今回でわかった弱点を知ったことを無駄にせず、いつも通りにする、自分に自信を持つ、失敗を恐れず攻めること、この3つを自分に取り入れ、残りのシーズンを過ごし、また、来年までに出来るようにして来年こそは今の3年の気持ちも背負って、全国の賞状を持ち帰ります。