日本体育大学荏原高等学校スキー部は鹿沢スキー場(群馬県嬬恋村)で開催された全国・関東高等学校スキー大会東京都予選会に出場してきました。部員たちは、この大会を一つの目標として取り組んできました。全員が満足のいく結果にはなりませんでしたが、全国大会4名、出場者全員が関東大会出場というスキー部として過去最高の成績を収めることができました。特に、秋本健太(2年)はGS・SLの2種目で優勝、一ノ瀬丞(2年)GS準優勝、山口礼雅(1年)GS3位入賞とGSの表彰台を独占し日体大荏原SKI部の強さを示すことができました。また、鈴木脩斗(3年)は高校から競技を始め粘り強く練習を重ねてきました。その結果、最後のシーズンでGS・SLの2種目関東大会出場の権利を獲得することができました。また女子では谷合海南(2年)がGSで11位に入り昨年に続き全国大会出場を決めました。

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選考会 大回転

山口選手(1年)優勝          田中選手(1年)準優勝        

本大会 大回転

秋本選手 (2年)優勝         一ノ瀬選手(2年)準優勝        山口選手 (1年)3位

選考会 回転

田中選手(1年)3位
横山選手(2年)優勝

本大会 回転

 

秋本選手(2年)GS・SLの2種目優勝

【参加者感想】

【感想】
今回のインターハイ予選での目標は関東大会出場が1番でした。まず、結果的にGSとSLの両方で関東を決められて嬉しかったです。GSでは選考会のときに自分の滑りができなく、結果も悪く精神面でも辛い部分がありました。しかしなぜいけなかったのか、なにが駄目だったのか、どこを改善すれば良いのかを考えました。分析すればするほど自分の気持ちに余裕がなかったと感じました。ある意味これに気づけることができたので良いレースになったのではないかと思います。2日目の本戦では気持ちもしっかり切り替えることができ、精神面に余裕がありました。自分は失うものはないので1本目から全力で攻めました。その結果良いタイムも出すことができました。しかしまだラインが低かったり動きが無かったりすることがあったので、2本目は1本目の反省を活かしてインスペクションのときから自分の滑りを細かくイメージしていきました。しかしイメージが強すぎたこともあり、少しラインが落とされたときになかなか修正できませんでした。その結果2人にまくられてしまったのですが、関東を決められたので良かったです。関東までには今回課題で見つかったことを克服できるようにしていきます。SLでは本戦からのレースでした。今までにないくらい全力で攻めました。また、自分から動いていきました。1本目は18位で自分の想像以上の結果が残せました。しかし2本揃えてのレースなのでもう一度気持ちを作り直し、集中して2本目に挑みました。インスペクションでは様々なパターンを想定して当たる場所や突っ込む場所、ラインを上げていく場所など細かくイメージしてそれを自分の動きとリンクさせていけるようにリフトで考えをまとめていきました。2本目はゴールすれば関東には行けるタイムだったのですが、選考会でその甘い考えからミスをしているので、全力で攻めました。2本目で2人まくれて16位になれて嬉しかったです。また、11位の選手とのタイム差を見ると1本で2〜3秒のタイム差だったのでインターハイを目指せるラインに立っているんだと思いました。 来年インターハイに出たいという気持ちが芽生えました。そのためには今年1年で大会に出ることはもちろん、自分の課題を克服することが必要なので今後の練習では1本も無駄にすることなく滑っていきます。
生活面では、合宿での反省を活かし、時間と周りを見ながら行動できました。また2年生のサポートだけでなく、1年生が少ないので1年生のサポートもしていくことができました。本戦では全員選手でしたがOBの力をお借りして回すことができたので感謝でいっぱいです。また、関東でもサポートがいない状態になると思いますが、皆で連携を取ってサポートもレースもしっかり行っていきます。

【感想】
・生活面
今回の冬合宿を振り返って部屋を綺麗に使うという部分で出来ていませんでした。ですが、インハイ予選の宿ではしっかりと綺麗に使う事が出来たのでそういう部分できちんと出来るならしっかりやっていきたいと思いました。それと先生に許可を貰わないで違反物を持ってきてしまい、周りに迷惑をかけてしまいました。次からは当たり前のことはしっかりやる、やってはいけないことの区別を、しっかりつける事をしていきたいと思います。
・技術面
まだまだGSとSLともに外足に乗るという部分では出来ていないのでもっとしっかりアンギュレーションをとって外足に乗れるようにしていきたいと思います。GSではゲートに入ると丸まってしまう傾向があるので、しっかり背筋を伸ばして滑りを大きく見していこうと思います。SLでは、昨シーズンよりはスタンスも広くなってだいぶ安定してきました。ですがまだまだポールに当たりにいっているのでしっかり体を倒して当たるという感じで、滑れるように練習していきたいと思います。

【感想】
今回のインターハイ予選の結果はGSが2位、SLが19位という結果でした。インターハイ、関東大会に出場出来るので、上位の大会で更に良い結果を出していきます。そして、友達や両親、コーチや先生方への感謝の気持ちを忘れずにこれからもレベルアップを目指して行きます。
生活面での目標は、部屋を綺麗に健康でいる事です。しっかりと大会の日に自分の体調を調節できたので良かったと思います。
技術面での目標は、普段通りの滑りをする事です。大会の日の一本目はどうしても緊張してしまい、体が硬くなってしまうのですが今回は一本目からしっかりと動いていたので、これからの大会でもしっかりと一本目からいい動きをして良い結果を残せるようにして行きます。

【感想】
今回の大会で技術面の目標が『二本完走し関東大会出場』でした。生活面の目標が『時間を守る』でした。
技術面の目標では、選考会と予選含めて達成することができました。緊張などでいつも通りの滑りができなかったりしたんですが、先生方の支えのお陰で乗りきることができました。生活面の目標では、合宿の時に時間のことで怒られているのでこの目標にしました。 大会では時間にゆとりをもって行動できたと思います。 今回の大会で納得いく滑りができてもタイムが延びないと言うことがあったり、タイムがよくても合宿でやって来たことができなかったりしました。なので、次は外肩をしっかりと下げて、外足に乗って納得のいく滑りをして、タイムを出していきたいと思います。

【感想】
今回のインハイ予選はGSが11位でSLが18位という結果になりました。2日目のGS本戦では1本目で自分はがちがちになってしまっていつも思うような結果にならなくて2本目で自分の思い通りのタイムと動きが出るというふうになってしまい1本目は12位といちもれで2本目で11位にギリギリ入ることができました。でも、自分は今シーズンの目標として9位以内にはいるというのを目標にしていたのでまだまだ課題がたくさん見つかると思うのでインハイ予選で自分より上だった人をインハイ、関東で抜かせるようにします!SLでは今まで勝っていた人にも負けてしまったりととても悔しい思いをしました。やっぱり自分のSLでの逆手ができないなどの課題やたくさんの課題が見つかったレースになったので気持ちを切り替えて関東では悔しい思いをしないようにこれからの練習を頑張ります。

【感想】
今回のインハイ予選はGS 19位、SL20位でした。自分が目指していたインターハイに出場することはできませんでした。この一年間インターハイに出場するためにトレーニングしてきたのですが出場できなかったのは悔しいです。
今回の大会での課題はメンタル面です。自分はメンタルが弱くてそれが滑りに出てしまう事があり、今回の大会ではそれがもろに出てしまいました。今シーズンまだ大会もあるので、自分を1から見つめ直しメンタルを少しずつ強化できるようにしていきます。生活面では部屋を使わせてもらえることに感謝し、生活することができました。普段の生活でも部屋を使っていることを当たり前と思わずに感謝しながら生活していきます。

【感想】
生活面:合宿と違って時間や礼儀、挨拶は自分から率先してやって後輩にお手本を見せることができたと思うしスキー中心の生活がしっかりでしました。
技術面:合宿の滑りがGSでできていたのですが2本目に進むと外脚に乗れなくて板に乗らされてる感じになったので一本一本しっかり外脚に乗れるようにする。SLでは体を動かすことができたのですが気持ちで負けていて2本ともミスをしてしまって一本目はそのまま取り返す滑りができていたのですが2本目は腰が引けてしまって気持ちでリセットできていなかったのでどんなにミスしても諦めないで滑れるようにする。

【感想】
今回のインターハイ予選で自分は悔しさ、喜び、大会中での生活いろいろ学びました。大会中での生活では、今回自分は良い時と悪い時がありました。良い時では大会だという意識を強くしすぎないために、いつものように自分のルーティーンを崩さずやれたことです。悪い時では部屋をあまり綺麗に使えず、大会前に十分にリラックス出来る環境を作れなかったこどです。大会前というのは、体の調子だけでななく、精神面や周りの環境などが影響すると思います。そういったことでは、体のことだけでなく自分が十分にリラックス出来る環境や精神面のことを考え部屋をキレイに使うなど、生活から見直していきます。
大会では、GSが3位、SLが8位でした。まず、GSでは1本目の時点では8位でした。1本目を滑り終わって8位という結果を見て、自分はものすごく悔しく、自分にガッカリしました。自分の目標はあくまでも、1位でした。なので、すごく悔しかったです。ですが大会は1本で終わりでなく、2本あります。そういった意味では、大会はまだ終わりじゃなかったのでずっと落ち込むのでなく、すぐに切り替え次に繋げました。2本目は3位以内には入りたいと思っていたので、巻くるしかないと思いました。1本目の時点で8位でインターハイには行けますが、良い順位でなかったので2本目は転んでもいいから、全力で滑ると決めました。そう思いながら、望んだ2本目。2本目だけだと、2位のタイムで5人巻くることができ、3位になれました。正直こんな結果になると思ってなくて、凄く嬉しかったです。この喜びを忘れず、天狗にはならないでインターハイで頑張りたいと思います。SLでは、1本目も2本目も特に大きな失敗はなかったのですが、自分の実力不足で8位でした。一応インターハイは行けるので、インターハイまでにどんどん練習して、技術を磨き本番のインターハイで少しでも良い結果を出せるようにします!