今年の日体大荏原高校スキー部は、例年と違い同時期に2箇所に分かれて合宿を行いました。1班目は12月25日から12月28日まで野沢温泉スキー場(長野県)にて基本トレーニング、12月29日から1月3日まで鹿沢スノーエリア(群馬県)にて、ゲートトレーニングを実施しました。
2班目は12月25日から12月30日まで高峰マウンテンパーク(群馬県)にてゲートトレーニングと基本トレーニング、12月31日から1月3日まで鹿沢スノーエリア(群馬県)にて、ゲートトレーニングを実施しました。
野沢温泉スキー場、高峰マウンテンパーク、どちらの合宿先でも陸上トレーニングで意識している股関節を使った滑りを表現するために毎日過ごしました。野沢合宿ではスキー場直結の宿舎に宿泊し、高峰合宿では早朝6時の冷えて固いバーンでゲートトレーニングを行うなど、最高の環境でトレーニングが出来ました。
12月30日夜から全員が鹿沢スノーエリアに揃い、全員体制で合宿が始まりました。団体として行動することの必要性、個人スポーツのスキーヤーが部に所属し活動する意味、日頃の自分たちの甘えや誤魔化してきたことなど、個人としても部としても考えるきっかけになった合宿でした。それでも本気でスキーと向き合うことを約束し合宿が終了しました。
また、今回から分析班として選手とは別で活動する部員が活躍しました。分析班の活動も今後公開していきますので、是非ご期待ください。
野沢合宿の様子
高峰合宿の様子
鹿沢合宿の様子
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【参加者感想】
今回は野沢合宿で股関節を使って角付けをすることと早く滑ることを徹底的に練習しました。ポールで滑るために1番重要なことは早く滑ることなのでそれに慣れることができたので良かったです。生活面では整理整頓を心がけてました。常に部屋をきれいに保つことで心の整理もすることができ、スキーに充実した時間を過ごすことができました。
【参加者感想】
「技術面」 今回私は上下の動きの時に上半身を倒して上下する癖があるのでこの合宿期間で直していくと目標を立てました。合宿を終えた今その癖はほとんどなくなってきましたが、まだ直せていない癖が沢山あります。卒業まであと少しになってきましたが少しでも悪い癖を直していきたいです。
「生活面」 今回の合宿では中学生が3人来てくれて、実際その中学生が入学するころ私は卒業していて会うことができませんがしっかり話し、仲良くなることができました。それだけでなく、日体荏原高校スキーというのを教えることができたと思います。
<技術面>
野沢合宿でやったことをゲートの中でもできるように練習をしました。そのためにゲートだけに入るのではなく、フリーを交えながら股関節の使い方と板へ重みを乗せる感覚を忘れないようにしました。実際ゲートの中で思うように動かすことは難しかったですが、きっとこれからにつながると思うので自信を持って大会に臨みたいと思います。
【参加者感想】
高峰合宿から鹿沢合宿を通しての感想として、この環境を作ってくれた両親、顧問の先生方、先輩方がいろんな方面から応援されているからできていると思っているので、明日からの大会期間で、応援していただいている方へ恥じないように行動して、結果を出します。 技術面は、湯淺コーチから、自分が今悩んでいることを全て指摘されて、とても充実した5日間でした。 鹿沢では、大会を想定してスタートハウスからスタートできたり、本番を想定してウエアを脱いで2本連続で滑れました。高峰で湯淺コーチから指摘されたことを本番で使うコースで練習できたことは、本番を想定することがかなりできたので、本番でこのイメージを思い出して滑ります。
【参加者感想】
野沢合宿ではフリーをメインに練習をしました。今回の合宿は2つのグループに分かれてのトレーニングでした。私は今シーズン初めて雪上に立ちました。正直去年の感覚はあまり覚えていなかったのですが大瀧さんに今年もご指導いただき去年の感覚が戻ってきて去年よりも綺麗に滑ることができました。大会で良い結果を残し恩返しができるように頑張りたいと思っています。
鹿沢合宿では今年初めてゲートに入りました。フリーとは感覚が違いゲートに入るととても下に流されて自分が想像していた理想の滑りは出来なかったのですが、先生やOB OGの方などに板をずらしすぎてタイムが遅くなってるからビビらずに滑るというアドバイスをもらいGSではクローチングの姿勢に気をつけたりSLでは板の切り返しを意識したりしました。明日から大会期間に入るので部員のことを考えながらチームとしての意識を持ち行動できるよう行動していきたいです。
【参加者感想】
技術面では野沢で見つけた、板に乗りすぎているという課題を、GSは、ポールに最初入ったときは、ライン取りが悪く、改善することが出来なかったですが、最後の方は、ほぼ改善することができたと思うので、本番でも同じ動きが出来るようにしたいと思います。また、しっかり大きく動くことも意識したいと思います。SLは、自分の技術と合わせて順手と逆手をしっかり使い分けて滑りたいと思います。また、求められる動きは一緒なので常に意識して滑りたいと思います。
生活面では整理整頓ができていなく、部屋が汚くなってしまったので、しっかりと使わせてもらっているという意識を持って過ごしたいと思います。また、コミュニケーションの部分も、ほとんどできていなかったと思うので、しっかりとコミュニケーションをとって次の行動を早くできるようにしていきたいと思います。
【参加者感想】
〈技術面〉
・今回の目標としてターンを早く終わらして早いタイミングからエッジをかけてスキーに乗ること、右足外足の時にスキーの反発をもらうまえに曲がってしまう癖を直すこと、体を自分から落としていくことを目標にして滑った。体を落として行くことについては少しずつだが、落とせる雰囲気だけ出てきたと思う。落とせるためにターンのエッジングの解放を早くして、ターンを早く終わらせる。右足外足のときは基本を思い出し、くの字姿勢を意識して外足にしっかりと乗る。 ・全体的にターンが長引いてしまってエッジからエッジになっていて、滑走面で滑る時間が短く、タイムが遅くなっていた。もっと斜滑降を意識して滑る。
〈生活面〉
・湯淺さんのアカデミーにお邪魔させて頂いてることもあり、浅間での合宿では時間管理を徹底し、積極的に動くことが出来た。しかし、鹿沢に合流した後部活全体で動くことに安心して少し気が抜けてしまい、先の時間を見通して行動することが出来ない部分があった。明日からの大会期間はまた気を引き締め、意識を高めて行動する。また、一人一人の行動を把握して動く。
【参加者感想】
今回の高峰から鹿沢合宿ではかなりインターハイを意識した合宿でワールドカップ選手の湯淺さんに教えて頂けるというかなり豪華な合宿でした。技術面では早朝の細かいセットのGSで自分が対応しきれないという事が改めて分かりそこを意識して色んなセットでも滑れるように意識してきました。最後の方のゲート練習ではかなり対応出来るようになって上から入れるようにもなりました。SLではどうしても自分からポールを迎えに行ってしまい体が回りがちな所は最後まで直せなかったのでしっかり夜にイメージして大会に備えたいです。鹿沢では高峰でやった事を自分なりに復習してしっかりと自分のものにできるように滑り込みました。生活面では身の回りの整理整頓と3年生として部全体を見ることを意識して合宿に臨みました。身の回りの整理整頓は出来ましたが3年生としての行動が最後の最後で出来ず今日は上への集合の部分で遅れてしまい全体の行動を遅らせてしまいました。自分の3年生としての自覚の無さが招いた結果なのでしっかりと反省して明日は自分が先頭に立つ勢いで行動したいと思います。
【参加者感想】
野沢合宿では、スキーの基礎的な部分を中心に大滝コーチからトレーニングを受けて滑りました。夏から今までやってきたことを雪上でも活かせるようにすることを目標にしましたが、いざ雪上にたってみると思うように滑ることが出来ず、自分の力不足を痛感しました。 特に、股関節を入れて角を立てて滑ることが出来ておらず、そこを無理に滑ると体を捻ってターンしてしまっていたので、東京に帰ったら股関節を1から鍛え直して行きたいです。 鹿沢合宿では大会を想定してポールの練習をしました。私にとって初めてのポールだったので、毎日練習をしていくにつれて成長を実感することが出来ました。まだまだ上手に滑ることは出来ていませんが、今の自分が持ってる全力を出して大会に臨みたいです。
【参加者感想】
技術面では、足元からのシンプルなターンをすることをテーマに練習してきました。やることは単純なものの、スピードが出る中でそれをやるのは簡単ではなく、なかなかできませんでした。しかし、毎日同じことを続けていくうちに、簡単なセットではできるようになり、良いターンも増えてきました。これからも粘り強く続けて練習し、実践的なセットや大会でも良いターンができるようにしたいです。生活面では、今まで僕が目を逸らしてきたことから問題が起きてしまい、改めて考え直すきっかけになりました。また、色々な人の支えがあってスキーができているということに気付かされました。先生とみんなの期待に応えられる部長、そしてみんなの憧のスキーヤーになれるように努力します。
【参加者感想】
野沢では久しぶりの全学年合同合宿ということが程よい緊張感の中で行われたと思います。部員だけでなく先生方や大瀧さん、その他宿の方などに迷惑をかけない生活を心がけたものの自分の意識の低さでイレギュラーなチケットについて先生と相談をせずに勝手に自分の時間を作ってしまいました。その点に関しては本当に反省しています。以後このような事がないようにしていきます。技術面では編集がなかなか上手くいかず、日々試行錯誤しながらチームに帯同していました。板垣先生にも協力していただいて合宿後半はなんとかPCを用いた編集が出来ました。しかし、フィードバックが微妙だったのは心残りです。鹿沢に移動してからは、自分としてもチームとしてもスキーに集中することが出来ていて良かったと思います。チームとして細かい注意は沢山受けてしまいましたが、一人一人がスキーに向き合おうとしている姿勢は感じました。私はスキーだけでなくいままでやってきたスポーツで個人競技が多かったので、周りに目を配ることや思いやりを忘れてしまう時がありましたが、いつでも自分の周りの人やものに対する感謝が必要なのだと常に意識していました。この環境に身をおけることや、自分の立場などを弁えた上でチームに貢献し、人として成長して行けるようにこれからも努力します。