学校情報化先進校について

ADVANCED SCHOOL

2021年度「学校情報化先進校」へ認定

日本教育工学協会(JAET)学校情報認定委員会の審査において、本校が「学校情報化先進校」に認定されました。
私立学校において初となる認定であり近年本校が取り組んできたICT活用や情報化推進が名実ともに実を結んだ形となりました。
本稿では認定に至った経緯や評価された取組を紹介します。

学校情報化先進校とは

まず、「学校情報化先進校」とは何であるのかをご説明します。
日本の教育の向上に資するために組織化された日本教育工学協会(JAET)学校情報認定委員会により、情報化の推進体制を整え「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいると評価された学校がまず「学校情報化優良校」として認定されます。
「学校情報化先進校」はその優良校の中でも特に優れた先進的な取り組みを行っている学校のみが認定されるものとなります。
本校は、「教科指導におけるICT活用」に関して先進的な取り組みが評価され、この度、私立学校で初となる認定を受けることとなりました。

本校では、生徒全員が一人1台のiPadを持ち、授業や宿題といった学習やHR活動、また家庭連絡等のコミュニケーションなど多様な場面での活用を推進しております。これらの取り組みはこれまでもメディア等で取り上げられてきました。また、スクールマスター(統合型校務支援システム)の整備を進めることにより、各生徒の学業や進路の情報などを高い精度で、かつ安全に管理して参りました。

これらの取り組みに加え、以下に記す本校が実施した、または現在推進中のICT活用に関する取り組みが今回の認定において高く評価されております。

日体大荏原が実施しているICT関連取組の紹介

産学連携

学校(教員、生徒)と企業がコミュニケーションツールとしてSlack(チーム間でコミュニケーションを効率よくとるためのオンラインツール)を活用し、安全かつ素早い情報共有、意思決定を行うことができるよう運用化を推進しています。

オンライン文化祭

文化祭特設HPを作成しその中でクラス、選択授業、部活動といった団体単位で活動を発表しました。活動報告は画像、動画を駆使し生徒のICTスキルを発揮する場となりました。生徒主体となり、コロナ禍における学校行事の新たな形態を具現化することができました。

生徒によるICT活用推進

マルチメディアサークル主体でのHPやリーフレットの作成、広報活動を行っています。SNSの更新や各種掲載内容についても生徒が中心となり企画~実行に携わっています。

教職員ICTスキルチェック

教職員全員参加を必須とした悉皆研修会を 2016 年度( 平成 28 年度)より 実施しています。教職員の ICT 活用能力の状況や ICT機器の導入計画に応じ、段階的に発展させていく研修プログラムを組み、教職員の ICT 活用能力の育成や意識改革を推進しています。

今後について

今後も引き続きICT活用に注力し、本校全体として更なる校務・教務の品質の向上を追求していく方針です。ICT環境整備、ルール・管理の徹底、教職員によるバックアップ体制の充実を更に推し進め、生徒が主体となり積極的にICTを活用し学んでいくことができるよう一丸となって邁進してまいります。

当校のICT教育について

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