日本体育大学荏原高等学校スキー部は、長野県野沢温泉村にて3泊4日の夏合宿を実施しました。今回の合宿は技術面、精神面の強化は勿論ですが、主な目的は世代交代です。また個人スポーツという特性上、他の部と比べて協調性に課題があります。チームワークを向上させることも目標に4日間を過ごせました。
3年生は自分たちが活動し経験してきたことを、後輩に引き継ぐ責任があります。そして下級生はそれをただ受け継ぐのではなく、向上させていくため新たに任命された部長、副部長を中心に新チームとして活動していきます。年間を通して数少ない陸上での合宿ですが、世代交代を通じて部全体と個人が成長し、雪上で最大限のパワーを発揮できるよう取り組めました。

1日目 インラインスケート


2日目AM SUP


2日目PM フィジカルトレーニング


3日目AM マウンテンバイク


3日目PM 体幹トレーニング


4日目 インラインスケート


4日目 世代交代


【参加者感想】
今回の夏合宿は世代交代が大きな目的でした。特に二年生として部をまとめ指示を出さなければいけなかったのですが、1.2日目は積極的に指示をしたり声を出すことが出来ていませんでした。3日目から少しずつ良くなっていき最終日にはまだまだ足りないとは思うのですが二年生でコミュニケーションをとることが出来て良い雰囲気を作れたと思いました。
生活面では時間を守ることや挨拶、礼儀、ものの管理をするという当たり前のことをもう1度この合宿を通して学びました。時間を守ることについては集団生活をする上で最も大切な事で遅れてしまうと、先のスケジュールが押してしまい迷惑をかけてしまうことを改めて実感しました。挨拶や礼儀は感謝の気持ちがあれば自然と出てくることなので日頃から小さなことの対しても感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきます。
技術面では直接的にスノーボード関わらないメニューがほとんどだったのですが、バランスをとることやインラインでの重心移動やライン取り、身体を自分のイメージ通りに動かすことなど全てを繋げられるようにすることができました。今回の夏合宿でやったことが無駄にならないように、自主トレやシーズンまでの期間を考えて過ごしていきます。世代交代についてはこれから二年生が中心となって部を引っ張っていくのですが、まだまだ足りない部分があると思うのでしっかり部長をサポートしながら質のいいトレーニングができるように頑張っていきます。

【参加者感想】
今回、夏合宿を行って改めて気づいた自らの課題は体力面の向上とこれから後輩が入ってくるという意識の低さです。体力面では3日目のMTBで決められた時間内に登り切るということが出来ませんでした。その原因は普段からの走り込む量の少なさにあると思います。僕が普段走っているのは平らな道ばかりで坂道などをあまり走ってこなかったので今回のMTBの登りで完走できないという結果になってしまったと思います。改善点としては自主トレ等で基本的に走り込む量を増やし、平らな道ばかりでなく坂道をダッシュしたりなどのトレーニングも取り組んでいきます。後輩が入ってくるという意識の低さについては、1年生全体として先輩方に指示されたことは出来るようになってきたが、指示されるのを待っているという場面がまだ多くあったので、自らが次の行動やその日の予定を把握しておき他の1年や後輩が入ってきたら次の行動を伝えられるようにしていきます。部内で立てた目標については初日や2日目などは意識が低く出来ていない部分が多くあったが3日目や最終日には出来ている部分が多くあったので東京に帰ってからの部活でもこの雰囲気を崩さないままトレーニングに取り組んでいきます。

【参加者感想】
今回の夏合宿は、世代交代という一つの大きなテーマがある合宿でした。その中で、各学年ごとの役割がしっかりと果たせていました。ですが、まだ足りないところもあり部員全体のコミュニケーションが少なく部活動中のチームワークもあまり取れていない状況でした。特に2年生同士のコミュニケーションが足りず、リーダーを任せっきりにしてしまう場面もあったのですが、日を重ねるに連れて、部員全体も、2年生同士もコミュニケーションを取り合っていき最終日にはしっかりとしたチームワークが取れ円滑にメニューがこなせていました。自分の中の目標は、新しい事にチャレンジしつつ、フィジカル面の強化を行うことでした。初めてサップをやり、その中でもスキー運動に通ずるものがありました。ボディバランスの取り方や、筋持久力等です。マウンテンバイクのオフロードを下る時も、ボディバランスの取り方、走りやすいコースを見て判断する能力なども鍛えられました。他には、普段のメニューには無いコアトレーニングや、アジリティ系トレーニング等も教わりました。今回教わったメニューは合宿だけで終わるのではなく、東京に帰ってからも継続していき今回お世話になった先生方をはじめ、小田切コーチや山のホテル大瀧のスタッフさんなどに、冬のスキーの結果で恩返しが出来るようにオフシーズンのトレーニングに励み、勉学にも取り組んでいきます。今回の合宿に参加させてくれた両親にも感謝の気持ちを忘れずに日々自分の目標達成に向かい精進して行きます。

【参加者感想】
今回の夏合宿では、体力の向上・精神力の強化・チームの団結力そして今までの様な世代交代を目標に望みました。体力の向上では、天候や坂など普段のLSDとは違った条件でのトレーニングなどにより自分に足りない物が分かり今後の自主トレなどに活かしていけるようにします。精神力の強化では今まででは多摩川などのランニングなど辛いメニューで妥協してしまった部分を今回のマウンテンバイクなどで克服し、またそれを継続できるようにします。チームでの団結力では、スキーは個人競技ですが、サップなどでチームで協力し一つの事を成し遂げる事が出来ました。またこれを、普段の部活でも出来るようにします。そして今までのような世代交代では、まだ少し2年生のコミュニケーションが足りていない部分が多くあるのでコミュニケーションを取る場を自分から作れるようにして部長や副部長などのサポートが出来るようにします。ありがとうございました。

【参加者感想】
・生活面
生活面の目標は、時間管理と物の管理と挨拶や返事などの礼儀の3つがメインでした。まず、時間管理については自分も守ることができないことがありました。しかし、夜のミィーティングで改善策を考え実行し日が経つにつれて改善することができました。また、自分個人だけでなく全体としても成長できたと思います。次に、物の管理については4日間を通して1、2年生がメインとなりましたが、少しはミスがありましたが、よくできていたと思います。これを3年も頼り過ぎることがなく継続していけるように全学年で声を掛け合っていきます。最後に、挨拶や返事などの礼儀についてです。4日間を通して良い日もあれば悪い日もあり、とても波があったと思います。ただ、良い日があったということは、継続をすればいいことなので誰かに頼るのではなく全員が声を出していき改善していきます。
・技術面
マウンテンバイクやサップなど普段やらないトレーニングをやり、多くの経験を積むことができました。サップではバランス感覚を磨き、マウンテンバイクでは1時間以上坂道を登るので持久力面で今までにない負荷をかけることができたと思います。また、小田切さんの体幹トレーニングは細かい秒数を決めてやることが多く、フォームの精度をより高めることができました。4日間で様々なトレーニングをして新しい課題も見つけることができたので、冬までに課題を1つ1つ無くしていけるように今回の合宿をいかしていきます。
・世代交代
2年生には、多くの経験を積んでほしいと思います。部長、副部長が中心になりますが、4人全員でコミュニケーションをとりたくさん考えていって自分のためだけでなく部のために考えられる人になってほしいと思います。また、3年に指示される期間は終わって、2年生が指示をする側にまわったことを自覚し考えて行動していけると思うのでしっかりと3年としてフォローしていきます。

【参加者感想】
今回の夏合宿は世代交代がメインでした。世代交代をメインで行う合宿なのに、三年が遅刻したり、中心の2年が部をまとめられなかったりと問題があったのですが毎日のミーティングを通して少しずつ改善しまとまりも出てきて最終日には部が良い方向に向いたのでその方向を東京に帰っても継続しさらに良い部活にできるように協力を全員でしていきます。技術面では今回サポートだったのですがみんなのトレーニングを見ていてスキーに繋げながらトレーニングすることができていて、また自分もメニューのイメージをしたり、部員にスキーにつながりやすいようにアドバイスをしたりできたのでメニューができなくてもスキーに対する様々なトレーニング内容、姿勢を学べました。生活面では自分自身練習の時に遅刻をしてしまったりと三年としての行動を取れていなかった部分があったりとだらしない部分が出てしまったので冬の合宿ではそういうことがないように日常生活から変えていきます。

【参加者感想】
自分は4日間通しての目標が先輩に言われなくてもしっかり声を出す。もうすぐ後輩が来るのでしっかりメニューなど教える事が出来るようにする。また指示やアドバイスをもらったらしっかり返事をするという目標だったんですけど、4日目はしっかりインラインのメニューから声をだしダウンまで声を出せました。また自分は時間をあまり気にしない事があるなか合宿を通してしっかり時間に対する意識を持つ事が出来ました。移動や道具の準備もしっかり1年でコミュニケーションをとりメニューに遅れる事なく参加出来ました。これは普段の部活でも続けて行きたいです。コントレに行く時やランニングをする時もしっかりチームワークを意識して行動できたと思います。チームワークに大事なのは自分中心にならず相手の事を気遣うことが大切だと思いました。自分中心になるとチームワークを乱す事になるのでしっかり気遣いをする。メニューに対して好きだからやる。嫌いだらからやらない=これは子供の考え方なので好き嫌いなく今自分がやらなくては行けない事、今やらなくていい事をしっかり考える。どんなメニューでもスキーやスノーボードに繋げること。自分が終わってもまだ頑張っている人がいるのでメニューが終わるまでしっかり応援する事。最後まで諦めない事。世代交代に対してもういつまでも先輩に頼らないで1年でしっかり動く。分からない所は先輩に聞く事3年生がいなくなってもしっかり声を出す、返事をしっかりする、移動を急ぐ、この3つは徹底して行きたいと思います。最後にこの合宿に参加できたのは家族や先生方の支えがあるので感謝の気持ちを忘れない事だと思います。4日間ありがとうございました。

【参加者感想】
今回の合宿を終えていろいろな反省点が見つかりました。まず、生活面では時間、あいさつ、返事で1日目、2日目の最初の2日間は出来ていませんでした。この出来なかった3つは当たり前のことです。当たり前のことが出来なければ、この先成長するものは無いと自分では思っています。3日目、4日目はちゃんとできていたので、それをしっかり忘れずにお盆明けの部活で継続して行けるようにします。技術の方では雪上の方で掲げている目標を達成するために必要なトレーニングが今回の合宿ではほとんどでした。そのため、この合宿で終わりじゃなく、忘れず継続して雪上まで繋げられるようにしていきます。
今回は世代交代が目的ですが、2年としてはあまり連携がとれず部に対して何もすることが出来ませんでした。原因としては2年同士のコミュニケーションが少なく頼れる仲が作れていなかったということです。なので、これからはまず、2年同士しっかりコミュニケーションを取り頼れる仲を作って、連携して部をまとめられるようにしていきます。そして自分は新部長になったのですが、まずは自分が当たり前のことを当たり前にやり1年やこれから入ってくる後輩に行動で教えていけるようにします。また、旧部長のやってきたことを受け継ぎ責任をもって部をまとめられるようにしていきます。

【参加者感想】

今回、生活面の目標が『時間厳守、挨拶などの人として当たり前のことを当たり前にやる。』でした。技術面の目標が『どんなことにも雪上に繋げる。』でした。部全体としての目標が『各学年でやるべき事をやる。』というものでした。生活面に関してはお昼休みやメニュー間の休憩が長かったため、メニューへの移動がスムーズに行うことが出来なかったので休憩が入ったとしてもしっかりと気を引き締めてやっていきます。また、初日に比べて挨拶や返事などができるようになってきたのでそれを普段の部活も含めて学校生活の中でも取り入れていきたいです。技術面ではサップやマウンテンバイクなどの普段の部活ではやらないメニューがほとんどだったのですがマウンテンバイクでは下り坂が雨のため滑りやすかったのですが山道では転倒などがなく降りてこられてよかったです。また、インラインではスキーの時に言われているクセというのがインラインの中でも出てきてしまっているので、それを直すことを目標にしました。自分は右外足のターンの時に腰が開いてしまうのをカバーしようとすると内倒してしまうというくせが出てきてしまうのでそれを直すにはしっかりと外肩を下げて足の前後差というのをなくしていけばそういう癖も直せると思うので細かいところから意識していきたいとおもいます。部全体としては今回の合宿ではチーム戦が多かったのですがそのチームのなかでも団結力というものが出てきたと思うので、相手のことを頼りにしたり、信頼したりなどをしてみんなで協力していくという場面があり部全体がより一つになったと感じました。世代交代としても今の2年にはまだまだ足りないところなども沢山あるのですが、礼雅や華恋を中心として二年全員でサポートしていきよりいい部活にしていきたいです。

【参加者感想】

今回の夏合宿は高校生活最後の合宿で合宿の最大の目的は世代交代でした。今までは先輩からスキー部の伝統というものを受け継ぐ側だったのですが今回は伝統を受け渡す側でした。自分達の代は今回の合宿に行く前に色々と問題があり全員で夏合宿に参加することができなくまた一年生や二年生に沢山の迷惑をかけてしまってきました。そのため夏合宿の最初は受け渡す事が出来るのかが不安でしたが、ちゃんと各学年のやるべき事がちゃんとできていて1年生も二年生も合宿に行く前よりとても部仲が良くなって良い形で部を受け渡すことができたのでよかったです。トレーニング面としては、自分は3日目のマウンテンバイク終わってから腰を痛めてしまい午後と最終日トレーニングすることができず終わってしまいました。でも、1日目2日目3日目の午前でとてもスキーの繋げならのより良いトレーニングができたのでよかったです。また今回のトレーニングでチームで競う種目が多くありトレーニングを通してチームワークが生まれていったのでよかったです。生活面に関しては2日目まで時間の面で遅刻してしまうという事が多くありMTGでみんなで話し合いそれが改善され3日目、最終日ちゃんと遅刻なく終えることができたのでよかったです。

【参加者感想】
・生活面
  目標として、「時間厳守、物の管理、挨拶や礼儀、身の回りの当たり前な事をしっかり取り組む」と掲げていました。物の管理は、しっかり一人一人が注意していたので、かなり徹底されていたと思います。そして挨拶や礼儀などのマナーについては、初日のMTGで話し合って次の日からしっかり改善されていたので、その点でもよかったと思います。しかし時間厳守については、一人一人が時間にルーズでいたため遅刻などしてしまいました。これからは時計をつける癖をつけていくようにします。
・技術面
  陸上トレーニングや、水上トレーニングなどをしっかり雪上に繋げる事が出来ていました。例えば、陸上トレーニングで雪上をイメージして坂を下る練習の時にシーズン中の癖が結構出ていたので改善すべき所をより見つける事ができました。水上トレーニングのサップでは不安定の中で立ったりするところをスキーに見立ててトレーニングをしたりしていました。この改善すべき所をこれからの陸上トレーニングで可動域などを広げていきます。
・部について
  今回、世代交代という節目として夏合宿を送ってきましたが、自分は三年生という立場で二年生にすぐアドバイスをしてしまったので、これからはしっかり二年生としての決断を待ってから、軽いアドバイスなどをしていきます。

【参加者感想】

今回の 夏合宿では、世代交代とチームワークをすると言うことを意識してやりました。メニューのやり方や、メニューの名前、宿での過ごし方、食事の時のマナーなど新しい一年生に教えられるようにしました。ですが少しメニューのやり方や、宿での過ごし方、食事のマナーなど、少しミスが目立ちました。世代交代をして、自分の下に入って来るのだと、あらためて実感しました。部活はしばらくの間オフですが、オフ明けでも自分の下に入って来ると言うこと自覚して練習していきます。チームワークでは、しっかりとみんなが協力してメニューを進められていてよかったと思いました。

【参加者感想】

今回の夏合宿では世代交代とチームワークの向上でした。世代交代では1年生から2年生の代と同じような動きをするのが自分たちの目標でしたが、最初の方は荷物準備や荷物運びなど遅れをとってしまいました。理由としては、1年生の中での役割分担が出来ない状態で動いてしまっていたからだと思います。次から今回のところ反省を治して次の部活に生かします。チームワークではサップの時に勝ち負けがあってもチームはチームなので応援出来ていてよかったので部活でもこのまま同じようにやって行きます。今回の合宿で自分に足りないところはマウテンバイクの時に同じスピードで持久力こぎ続けることができなかったので、自主トレで同じようなトレーニングをするようにします。

【参加者感想】
野沢温泉夏合宿お疲れ様でした。私は、今回で世代交代を終えて新しく部を見守っていく側となってしまい何か少し寂しいです。まだ、部を離れるわけではありませんが今まで部を引っ張り続けてその役目が無くなるとなるとどうしても気持ちが込み上がってしまいます。ですが、心配や不安はありません。何故ならば、こんなにも頼れて信頼のできる新部長、新副部長、二年生がいるからです。なので、これからはしっかり気持ちを切り変え新しい三年生として部を支えていきます。また、二年生もこれから苦難があるかもしれませんがしっかりと三年生全員でフォローして支えて行けたらと思います。今回、私は生活面と技術面で大きく進化出来たと思います。生活面では時間にルーズな部分が無くなり余裕を持った行動が出来るようになりました。更に、礼儀や挨拶など基本的な部分が改めて大切な事なのだと実感できました。技術面は普段トレーニングでは出来ないサップやマウンテンバイク(下り)で新たに自分の足りない技術を発見する事が出来たので本当に部として個人として成長出来た野沢温泉夏合宿でした。最後になりますが、私が成長出来たのも野沢温泉夏合宿に行けたのも全て親や先生方がいていただいて出来た事だと思うので凄く感謝しています。本当に夏合宿ありがとうございました。
【参加者




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