本日、終業式を行いました。式は、新たに任命された生徒会の生徒たちが中心となって運営し、新体制としての第一歩を踏み出す場ともなりました。
校長からは、これまでに実施された学校説明会などのアンケート結果をもとに、「荏原に期待を寄せる中学生が年々増えている」というお話がありました。あわせて、本校生徒を対象に行ったアンケートの講評もあり、「自分は価値ある人間である」と回答した生徒の割合が、昨年度よりも増加したことが紹介されました。一方で、世界に目を向けると、アメリカや中国ではその割合が84%と非常に高いことにも触れられ、グローバル社会を生きていくうえでは、そのような人々と共に歩んでいく必要があると語られました。その中で、荏原生から社会の核となるような人材が多く育ってほしいという願いが込められていました。
また、「挑戦し続けることが、自分を信じることにつながる」というメッセージとともに、校長自身の経験談も語られました。学生時代に棒高跳びに取り組んでいた校長は、なかなか目標記録を越えられず、先輩から心ない言葉をかけられたこともあったそうです。それでもオリンピック記録に挑戦し続けましたが、思うような結果が出ず、悩み続けた時期があったといいます。しかし、その経験すべてが今の自分を形づくる魅力であり、器を大きくしてくれたと振り返られました。「失敗も、役に立つ日が来る」「うまくいかないところも、その人ならではの魅力である」。そんな言葉とともに、生徒たちにはこれからも挑戦を恐れず、自分自身を信じて歩んでほしいというエールが送られました。
最後に、生徒指導部から冬休みの過ごし方についての話がありました。学校の内外を問わずルールを守り、自分自身で行動を律することの大切さが伝えられました。また、常に「集団の中に自分がいる」という意識を持ち、当たり前のことを荏原で身につけることが、将来社会で通用する人間へと成長することにつながる、というメッセージが生徒たちに向けて送られました。
この冬休みが生徒一人ひとりにとって、次につながる有意義な時間となることを願っています。
- 全校生徒が集まるのも 残り数回
- 価値のある人間に
- 失敗を恐れない
- 新たな生徒会三役
表彰
全国大会出場 報告会&壮行会
全国の舞台に挑む選手たちへ、全校でエールを送りました。




